PricewaterhouseCoopersと全米ベンチャーキャピタル協会(National Venture Capital Association:NVCA)は米国時間7月20日、四半期ごとのMoneyTree Reportを発表した。それによると、インターネット関連企業への投資が急増している一方、環境関連企業への投資は減少しているという。
2011年の第2四半期は、インターネットに特化した企業への投資が過去10年で最高となり、275の企業が合計で23億ドルの出資を獲得した。投資額は第1四半期から72%の増加となる。ソフトウェアに対する投資額は35%増加し、バイオテクノロジに対しては46%増加した。
それに対し、環境技術部門への投資額は第1四半期から23%減少して9億4200万ドルとなった。ただし、投資件数は11%増えて81件となっている。
7月にCleantech Groupが発表した第2四半期のデータによると、全世界のグリーンテクノロジへの投資額は第1四半期から33%減少しており、件数もやや減って161件となっているという。
太陽エネルギー関連部門への投資額は第2位に後退し、省エネ部門が第1位となった。データからはまた、新しいベンチャーへのシードファンディングよりも既存企業に対するレイターステージへの投資に集中していることがうかがえる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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