いよいよ夏本番。都内でも、週末は浴衣姿の人々を見ることもしばしば。そんな浴衣や着物だが、普段着慣れていない人も多く、いざ購入しようとしても、帯や小物とのコーディネートで悩んでしまう。
そんな着物を身近なものとして着こなすことを提案するのが、Japan Styleが7月15日に公開した「kimondou」だ。
kimondouは、着物や和装小物を取り扱うECサイト。現在は約150点の商品を扱っている。そのほか、着物関連のイベントやワークショップの情報などを掲載する。
同社がサービスの目玉にするのは、着物のコーディネート機能だ。サイト上で販売する着物や小物をブラウザ上でレイアウトして好みのコーディネートを作成し、kimondou上に公開できる。現在はkimondoが作成したコーディネートのみが公開されているが、8月初旬にもユーザー向けに機能を解放するという。
VASILYの「iQON」や米Polyvoreの「Polyvore」など、オンライン上のファッションアイテム画像を使ってコーディネートを楽しむサービスはいくつか登場している。kimondouではまず、着物を中心としたコーディネートを楽しむことで、「堅苦しく思われがちな着物の文化に、ITを使って慣れ親しんでもらいたい」(Japan Style代表取締役の熊切雄三氏)としている。
同社では8月中にも商品点数を500点まで拡大。今後は季節やシーンに合わせて着物の着こなしを提案するほか、動画による着物の着方紹介や着物関連のコンテンツを提供していくという。
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