電子メールや共同作業向けのオープンソースソフトウェアを制作しているOpen-Xchangeは米国時間7月7日、Facebookの友達が共有している連絡先情報をエクスポートして移動させるツールを公開した。
Open-Xchangeの最高経営責任者(CEO)であるRafael Laguna氏は、このツールを説明するブログ記事で、「インターネットを創造するためにソースコードとデータプロトコルがオープンである必要があったのと同様、クラウドもオープンである必要がある。ますます多くのデータがクラウドに持ち込まれ、またクラウドの中で創り出されているが、このデータは、サービスではなく制作者が所有する必要がある」と述べている。このOpen-Xchangeの見解は、ChromeエクステンションでのエクスポートツールをブロックしたFacebookの考えとは異なるものだ。
Open-Xchangeのツールは、同社のサーバソフトウェアにある「Social OX」という機能を使うためのデモアカウントを使用し、連絡先情報をユーザーからすでに送信された電子メールアドレスと照合する。現在はオンラインで利用できるが、Open-Xchangeでは、ダウンロードして自分で動作させることのできる次期バージョンを作成しているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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