一部のコンピュータケースには、ケーブルを収納する場所が用意されている。こういった場所やその他のケーブルガードを使えば、ケーブルを脇によけ、ケース中の空気の流れを妨げないようにすることができる。
温度関係のBIOSの設定を調べておくといい。最近の多くのPCには、一定の温度に達した場合にPCをシャットダウンできるようなBIOSの設定が用意されている。一部のPCには、CPUファンやケースファンが故障すると警告を発するようなBIOS設定もある。
熱をコントロールするためにできる本当に簡単なことがある。PCが使われていない時にはハイバネーションモードになるよう設定しておくのだ。これは電気の節約になるだけでなく、PCに放熱する機会を与える。
熱をコントロールするためのもう1つの有効な選択肢は、通常のハードディスクをソリッドステートドライブ(SSD)に交換することだ。SSDは可動部品をまったく持たないため、通常のハードディスクよりも低い温度で動作する。
ハイエンドデスクトップPCでは、時として冷却方法を工夫する必要がある。ケースファンを追加しただけでは不十分なら、ほかの冷却用製品を使うこともできる。例えば、メモリヒートシンクやハードディスククーラーで個々の部品の温度を下げたり、ケース内の空気循環が不十分なら空いているドライブベイに冷却ユニットをつけるという手もある。もちろん、その気になれば水冷ユニットの導入も可能なのだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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