ペイパルジャパンと三井住友カードは6月27日、オンライン決済サービス「PayPal」の日本国内での事業展開に関して、戦略的提携を検討することで合意したと発表した。日本におけるペイパルとカード会社との戦略的提携は初めてだという。
提携により、三井住友カードは同社のカード会員を対象に10月からPayPalユーザーの募集を開始する。また、PayPal加盟店の開拓、モバイル決済サービスや送金サービスの将来的な開発および提供などについて両社で検討するとしている。
PayPalは、世界190の国と地域で25の通貨に対応し、約9800万のアクティブユーザーを持つ世界最大級のオンライン決済サービス。アカウント開設時にクレジット情報や住所などを登録すると、以降はメールアドレスとパスワードのみで決済が可能になるため、クレジットカード番号などをオンラインショップに開示することなく安全に買い物ができるという。
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