「Android」ユーザーがさらにタブレットなどのモバイル機器を購入し始めているなかで、アプリケーションの互換性という問題が浮上している。
信じられないかもしれないが、Android搭載モバイル機器とアプリケーションの互換性にはばらつきがある。モバイル機器の側では、プロセッサの種類や通信事業者などさまざまな要因に基づいて開発者が特定のモデルを対象にできる。タブレットの場合、一部のアプリケーションは「Android 1.5」以降に対応すると謳っているが、「Android 3.0」(開発コード名「Honeycomb」)とは互換性がない。
しかし幸い、Googleはこうした状況を解決しようと「Android Market」に新たな機能を追加した。Android Marketのデスクトップ版で、ユーザーの機器に対してアプリケーションやゲームをチェックする機能が加わっている。これにより、ユーザーが所有するモバイル機器で動作するかどうかを確認でき、Googleアカウントを使用してログインしたすべての機器についてアプリケーションに互換性があるかどうか判断できる。
Googleはこの機能をまだ正式に発表していないが、筆者がここ数日間試してみたところ、十分完成しているようだ。この機能は、どのアプリケーションがセットトップボックス「Google TV」で動作するかをめぐる混乱を解消することになるため、2011年夏に予定されているGoogle TV向けのAndroid Market提供開始を前に組み込まれた可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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