ドコモ、衛星電話を利用した「簡易公衆電話サービス」を提供

松田真理 (マイカ)2011年05月26日 18時50分

 NTTドコモは5月26日、衛星電話サービス「ワイドスターII」を利用した「簡易公衆電話サービス」を6月1日から提供すると発表した。サービス利用料は月額1万5225円。料金プランは、ワイドスターIIに準じたものとなる。

 海上や山岳部などFOMAサービスのエリア外となる場所に、ワイドスターIIを通信回線とした専用の公衆電話機を設置して利用する。例えば、船舶に簡易公衆電話サービスを導入すれば、乗員や乗客が有料で衛星電話サービスを使えるようになる。

 簡易公衆電話サービスは、現在提供中の衛星電話サービス「ワイドスター」を利用した「衛星公衆電話サービス」の後継に位置するサービスとなっている。新たな機能として、契約者であるオーナーが通常の通話料金に割増率を設定できる機能を備えたほか、通話料金の支払方法を電子マネー(Edy)決済と100円硬貨支払に対応させた。

 簡易公衆電話サービスの提供に伴い、衛星公衆電話サービスのクレジットカードホンを2012年度下期に、テレホンカードホンを2014年度上期に終了する予定だ。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]