米国時間5月19日付けで公開された特許出願書類は、記憶容量の限られた携帯端末に占める全楽曲ライブラリの容量を減らすために、Appleが「iTunes」と「iOS」に追加する可能性がある機能についての手がかりを与えてくれるものだ。
Apple Insiderが米国時間5月19日朝に報じた米国特許番号20110118858の特許出願書類は、ユーザーのライブラリにある音楽クリップの一部をデバイス上でローカルに保存するシステムについて詳述している。再生が始まったら楽曲の残りの部分を取り出せるインフラと組み合わせることにより、デバイス上に全ライブラリがない場合でもシームレスな音楽リスニング体験をユーザーに提供できる。ただしこれは、Appleがクラウドを通じて、クラウド自体のストレージまたはネットワーク接続されたPCから、ユーザーに楽曲をストリーム配信する方法を提供すればの話だ。
念のために言っておくと、これは特許出願書類であり、Appleがすでに取得した特許ではない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」