バイドゥは5月18日、エキサイトと提携し、バイドゥの日本語入力システム「Baidu IME」とエキサイトの翻訳サービス「エキサイト翻訳」のプロモーションを共同で実施することを発表した。
Baidu IMEの言語バーにエキサイト翻訳にアクセスできる専用アイコンを設置する。翻訳文書の入力欄がポップアップウィンドウで表示され、翻訳ボタンを押すと、ブラウザで翻訳結果を表示する。Baidu IMEはWindows XP/Vista/7に対応している。
バイドゥは5月18日に都内で会見を開き、Baidu IMEの新コンセプト「わたしスタイルIME」を発表した。「わたしスタイル」とはユーザーごとにIMEの各種機能や外観を変えられることを意味したもの。Baidu IMEのプロダクトマネージャーを務める肇虹氏は、Baidu IMEの特徴を、「デザインスキン」「入力変換」「オリジナル編集」のカスタマイズにあると説明した。
デザインスキンとは変換候補を表示する欄の枠や背景のこと。季節に合わせて、桜をイメージしたデザインや、サンタクロース、トナカイをあしらったデザインなどを提供する予定だ。変換候補を表示する枠は横型と縦型の2種類から選べる。
入力変換では、「おこる」や「うれしい」などの感情を表す言葉を入力するだけで顔文字が候補として表示される。またギャル文字辞書や郵便番号辞書、2ちゃんねる辞書、IT用語辞書などのオプション辞書を使うと、特定分野の文章を変換するときに役立つ。
またオリジナル編集機能として、スクリーンショット機能を用意した。言語バーにあるスクリーンショットボタンを押して範囲を指定すると、画像として保存できる。
近日中に、好きな写真を使って自分だけのスキンを作れる「マイスキン」機能をリリースする予定だという。
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