ネイキッドテクノロジーは5月17日、Androidアプリ「Potofoto」を発表した。Androidマーケットから無料でダウンロードできる。
Potofotoは、写真の共有を通してFacebook上の友人とコミュニケーションを取れるサービス。アプリで撮影した写真や端末に保存している写真をアップロードし、共有したい友人を選択することで、その友人間限定でアクセスできるグループが作成される。グループ上で写真をアップロードしたり、コメントしたりたりできる。
また、ウェブサイトからグループにアクセスできるほか、グループへの投稿内容をFacebook上のプライベートなウォールに反映させることも可能だ。
ネイキッドテクノロジー代表取締役社長兼CEOの朝倉祐介氏は「従来のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は、友人が増えるほどに、『仕事』や『友人』などいろいろなセグメントにつながるため、気軽に投稿できなくなってしまう。それをプライベートなグループで解決したかった」とサービス開発の経緯を説明。また写真をフックにすることで、グループ内でのコミュニケーションが活発になることを期待する。
今後は6月中にもiPhoneアプリを提供する予定。またFacebookアプリの提供も検討する。さらにmixiやTwitterなどFacebook以外のSNSとの連携も進める。マネタイズの方法については現在未定だとしている。
ネイキッドテクノロジーは独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の未踏プロジェクト出身者が中心となり、2006年に設立された。現在は1つのソースコードをAndroid端末や携帯電話などさまざまなデバイスに対応させることができるプラットフォーム「Colors」を中心に、主に法人向けのサービスを提供してきた。
その後、コンシューマー向け製品の強化。携帯電話向けTwitterクライアント「twittie」やmixiクライアント「micoo」などを提供している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」