NECカシオモバイルコミュニケーションズ(カシオ計算機)のスマートフォン「G'zOne IS11CA」がKDDIから発売されることとなった。これまでもKDDIでは、カシオ計算機の人気腕時計シリーズ「G-SHOCK」の流れを受け継ぎ、生活防水や耐衝撃性を備えたフィーチャーフォン「G'zOne」ブランドを展開してきた。「タフネス」をウリに人気を博したG'zOneブランドにスマートフォンである「G'zOne IS11CA」がラインナップされた。現状では、フィーチャーフォンの「G'zOne TYPE-X」とスマートフォンの「G'zOne IS11CA」という2製品が市場投入された形となる。
カシオ計算機のスマートフォンといえば、初の海外向けスマートフォンとなる「G'zOne COMMANDO」が記憶に新しい。今回発表されたG'zOne IS11CAとCASIO G'zOne COMMANDOは、共に米国国防総省規格であるMIL-STD-810Gに準拠した防水機能と耐衝撃性能を備え、キズが付きにくく割れづらい「Corning Gorilla ガラス」を搭載。さらに衝撃を吸収するバンパー構造の採用など類似している点も多い。デザイン面では、細かな部分で違いはあるものの、コンセプトである「防水・耐衝撃性能のタフネススマートフォン」は同じだ。
強化ガラス「Corning Gorilla ガラス」を採用しながらも、ディスプレイはタッチ操作に対応した3.6インチWVGA液晶(800×480ピクセル)を採用。Android OSのバージョンはG'zOne COMMANDO(2.2)とは異なりと「2.3」となる。本体サイズは幅約66mm×高さ約129mm×厚さ約14.5mm、重量は約160g。カラーバリエーションは、「RED」「KHAKI」「BLACK」の3色展開となる。
これまでも、G'zOneブランドは携帯電話にタフネスを求めている人にとって強力な選択肢の1つだった。スマートフォンに興味はあっても、耐久性の問題でなかなか足を踏み出せない…そんな人にとって間違いなく満足できる端末だろう。