NECネクサソリューションズは、中堅・中小企業向け「仮想化ホスティングサービス」の販売を開始した。
同サービスは、NECのデータセンター上に構築されているITリソースを複数のユーザーで共有するもので、自社で導入する場合より高品質かつ安価な基盤を提供できるとしている。
主に中堅・中小規模のユーザーをターゲットとしており、ニーズに応じて、サービス提供準備期間を最大限に短縮するサービスと、サーバリソースだけでなく、SI構築やシステム運用も支援するサービスの2タイプを用意している。
提供価格は、1仮想サーバあたり、月額9000円より(税別、1仮想CPU、1Gバイトメモリ、40GバイトHDDの場合)。ネットワークサービスは、ユーザーのセキュリティと価格に対する要求に合わせて「インターネット」「インターネットSSL-VPN」「閉域網回線を使ったクラウドアクセスライン」から選択できる。
同社では、この仮想化ホスティングサービスについて、「災害・計画停電対策」「IT運用負荷の軽減」「ハードウェア資産対策」「自社システムのクラウド化」といった用途を想定している。また、NECが提供する「中堅・中小企業向けSaaS型ソリューション」との連携が可能なため、柔軟な運用が可能としている。今後3年間で1000社への販売を目指す。
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