日本でのガイガーカウンタ増設を目指すオープンソースおよびクラウドソーシングプロジェクトSafecastが、3万3000ドルの資金調達目標をKickstarterを利用して達成した。Kickstarterはクリエイティブなサービスのための資金調達支援サービス。これにより、100台から600台のガイガーカウンタが日本に送られるとみられる。Safecastは、政府や非営利団体などに加えて、センサから取得されるデータの国際的なオープンソースネットワークPachubeからの放射線量測定値を収集しており、日本に送られるガイガーカウンタのデータもSafecastに送信される予定。
Safecastは、Marcelino Alvarez氏とソーシャルおよびモバイル開発会社Uncorked Studiosのアイデアによるものだ。Alvarez氏によれば、ガイガーカウンタの第一陣は放射線量のデータが少ない地域で利用される予定だという。同氏は、ガイガーカウンタを使い方の訓練を受けた一般の人々に届けるつもりだとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」