ソーシャルネットワーク大手のFacebookは米国時間4月25日夕方、地域のお買い得情報を提供する同社の新しいサービスのテストを開始する準備が整ったと発表した。同社はこのサービスを提供することで、人気が過熱している共同購入による利益を上げたいと考えている。
2011年3月に最初に発表された「Facebook Deals」は、会員が購入可能な地域のお買い得情報を提供するサービスだ。お買い得情報は、同ネットワーク上で友人に紹介したりすることもできる。カリフォルニア州パロアルトを拠点とするFacebookは25日の声明で、今回のテストを26日にオースティン、アトランタ、ダラス、サンディエゴ、サンフランシスコで開始するが、テスト地域を他の都市にも拡大する可能性があることも述べている。
テスト対象となる5都市のユーザーは、自分のFacebookホームページの「Deals」タブをクリックすることにより、お買い得情報を電子メールや通知で取得できるようになる予定である。また、友人があるお買い得情報に対し「like」(いいね!)ボタンをクリックしたり購入したりすると、「News Feed」を介してその情報を取得することもできる。
Facebookは、Opentable、Gilt City、Tippr、PopSugar City、Plum District、ReachLocal、Zozi、Home Run、KGB Deals、aDealio、ViaGoGoといった他の多数のお得情報提供サイトと連携して、この事業に取り組んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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