クラウドコンピューティングインフラストラクチャの「Amazon Web Services」(AWS)で米国時間4月21日に発生した重大な障害について、Amazonは22日、影響を受けた顧客の大半に関して終息が見えてきたと述べた。
「ボリュームの回復は引き続き進んでおり、回復していることを確認した顧客がさらに増えたと聞いている。現在の見通しでは、ボリュームの大部分があと5時間から6時間で復旧する」と、Amazonは22日午前8時49分、AWSの最新の状況を知らせるサイト「Service Health Dashboard」に記した。ここで言及しているボリュームとは、データを保存するEBS(Elastic Block Storage)ボリュームのことだ。
しかし、一部の顧客はまだ安心できない。一部には、Amazonがデータを21日に行ったバックアップから復元しなければならない場合があり、この処理には時間がかかる。「こうした場合は回復までもうしばらく時間がかかると思う」とAmazonは述べ、実際にどのくらいかかるかという見通しには触れていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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