ハンゲームがスマホ市場を制するために考えていること

鳴海淳義 (編集部)2011年04月15日 12時19分
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 NHN Japanは4月14日、都内でカンファレンス「HANGAME SMART DAY 2011」を開催し、ゲームコミュニティサイト「ハンゲーム」のロゴ刷新スマートフォン事業への取り組み強化について発表した。

 新しいロゴは、「,」(カンマ)をモチーフに、“ちょっとした休息、ひと休みの時間に、素晴らしいエンターテインメントをお届けする”という意図を込めた。カラーはオレンジ色を採用し、“情熱・エネルギー・温もり”を表現したという。この新しいロゴは、NHN Corporationが韓国内で提供しているサービスと共通のものとなり、今後は日韓で連携したブランディングを展開していく。

ハンゲームの新ロゴハンゲームの新ロゴ

スマホゲーム利用者の半数を獲得する

 NHN Japanは2010年7月にスマートフォン向けサービスを開始し、3月までに計54アプリ、約300万ダウンロードの実績がある。内訳はiPhone向けが30タイトル、Android端末向けが24タイトル。PC、携帯電話、スマートフォンの3つプラットフォームで共通IDを用いて遊べるようにしたのはハンゲームが世界でも初めてだとしている。

 2011年の目標は年内に400万人のユニークユーザー獲得するのが目標だ。同社は2011年末までにスマートフォン利用者が国内で1800万人に達すると予測している。さらにスマートフォンでゲームを楽しむ人は800万人におよぶと見ている。

 「携帯電話は江戸時代のように長く安定した時代だった。いま時代が大きく変化しようとしている。これからスマートフォンの時代がくる」とNHN Japan代表取締役社長の森川亮氏は話す。

 NHN Japanが計画通りのユニークユーザーを獲得すると、結果的にスマートフォンでゲームを遊ぶ層の半分にリーチすることになる。これがNHN Japanが2011年に目指していることだ。

夏までに定番ゲームを大量投下

 その目標を達成するための取り組みの1つが定番ゲームの強化である。オセロや将棋、麻雀、囲碁などの定番ゲームをスマートフォンのユーザーインターフェースに最適化した「TEIBAN GAME」として大量に市場に投下する。簡単で分かりやすいルール、時代や流行に左右されず支持される定番をそろえることでまずはユーザーを惹きつける。

 2011年夏までにiPhoneとAndroid端末ともに、約70タイトルのリリースを予定している。これらは会員登録せずに遊べるようにするという。森川氏は「夏までにTEIBAN GAMEで勝負をかける」と宣言した。

 2010年に発表した「リアゲー」のラインアップも本格化する。リアゲーとはユーザーの実生活の状況を反映し、日常を面白くするゲームのこと。

 5月には博報堂と博報堂DYメディアパートナーズの協力で「早朝シーソー」をリリースする。これは友人同士で毎朝起こし合う目覚ましゲーム。めざまし時計機能、チーム対抗戦のゲーム性、みんなで起こしあうソーシャル性を備えた。チーム対抗戦で勝つとクーポンがもらえるという。

 7月にはジョルダンの協力で「乗換戦記バトステZ」をリリースする。首都圏の駅で「乗換案内」を駆使して、地球侵略を企む怪獣軍団を倒す内容だという。そのほか、クウジット協力による「ドル撮!!」、クエイク協力による「JANPON」などのゲームが登場する予定。

スマートフォン事業に100億円投資

 スマートフォン向けゲームの開発にあたって、グローバルなパートナーシップを構築している。日本国内ではNHN Japanの内部開発チームと国内パートナー会社、海外では韓国NHN Corporationと関連会社そして海外パートナー会社がゲームを提供する。

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