キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMT)ITグループのキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)とエス・エス・ジェイ(SSJ)は4月14日、統合基幹業務システム(ERP)パッケージソフト「SuperStream-NX」のオプションとして「SuperStream-NX グループ経営管理」を発表した。税別価格は5ユーザーで300万円から。8月から提供する。
SuperStream-NX グループ経営管理はグループ企業の経営データを可視化、分析することが目的。企業グループ全体やグループ企業の速報値をエンドユーザーの立場にあわせてダッシュボード形式で確認し、株主資本利益率(ROE)や総資産利益率(ROA)などの経営指標や、地図データを利用したエリア別の収益が可視化される。事業や地域、顧客などのさまざまなセグメントの分析軸によるグループ全体の財務諸表を視覚的に分析できるという。また各データをドリルダウンして分析することも可能としている。
国際会計基準(IFRS)と日本の両基準に対応した財務諸表を出力して、企業グループ全体やグループ企業各社の予実対比などをレポーティングする。この複数元帳レポーティング機能は、SuperStream-NXの複数元帳機能リリース時に提供される予定だ。SuperStream-NX以外の販売管理システムや在庫管理システムなどのデータをSuperStream-NX グループ経営管理に一元化して、システムを横断した分析も実現できると説明している。
キヤノンITSとSSJは、今回のオプション製品提供でSuperStream全体の累計導入社数を現在の6000社から2015年までに1万社を突破することを目指す。
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