顧客や組織のためにタブレット端末を選定するプロセスは、コストがかかりイライラさせられるものになる場合がある。間違いを犯せる余地は少ない。使うのが数人であれば満足させるのは簡単だが、数十人となると、かなりの作業が必要となる。既存端末の比較に大量のレビューと技術情報が必要となるため、すでにあるヒントに従っていく方が現実的だ。以下で説明するヒントは、個々のニーズと予算の制約を満たすのに役立つだろう。
組織の人たちが、新しいタブレットをどんな風に使おうとしているかを調べる。非現実的な要望をふるいにかけて、真のニーズをまとめたリストを作ったら、その要件と各モデルの仕様を比較する。検討すべき項目は、以下のようなものだ。
集めなくてはならない情報は多いが、ここから始めるのが最善の方法だ。タブレットを採用すること自体が、最善の選択ではないという場合もありえる。最初の想定を修正しなくてはならない事態も考えておくこと。
予算の大部分はタブレットそのものの購入に費やすことになるが、それで終わりではない。周辺機器やアプリケーション、ケースのことも考える必要がある。会社は、何らかの識別番号を付けたいと思っているかもしれない。そういった費用を全部積みあげなくてはならない。理にかなった想定をしておけば、情報に基づいて早い段階で判断することができる。少なくとも、どれに手の届かないかを知っておくことはできるし、それだけでもリストを絞り込むのに少しは役に立つ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」