日本ベリサインは4月12日、同社が提供するSaaS型ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)「Scutum」において、50Mbpsや100Mbpsのウェブサイトにも対応する新サービスの販売を開始したと発表した。処理能力を増強し、対応トラフィックを従来の10Mbpsから100Mbpsへ大幅に拡充している。
今回のサービス増強は、従来の10Mbpsでは対応トラフィックの上限を超えてしまうケースが見受けられたことから対応したもの。これにより、国内ウェブサイトの99%以上が利用可能となるという。利用者から要望の多かった、攻撃の傾向を月次で報告するオプションサービスも開始する。新サービスにより、Scutum管理画面のブロックの履歴だけでなく、傾向の変化を捉えることが可能になる。
新サービスの初期料金は20万7900円。年間の利用料金は、ピーク時で10Mbps以上50Mbps未満のトラフィックで177万1560円、ピーク時で50Mbps以上100Mbps未満のトラフィックで237万60円としている。
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