クーポン共同購入サービス「SHAREcoto」を運営するシェアコトは3月31日、SHAREcotoに関連する一切のサービスについて、クーポン共同購入サービス「Piku」を運営するピクメディアに譲渡すると発表した。
3月31日をもってSHAREcoto上でのクーポンの販売を終了し、事業を譲渡する。事業譲渡にともない、SHAREcotoのユーザーは自動的にPiku会員に移行する。サポートについてもPikuで受け付ける。SHAREcotoのウェブサイトは7月31日まで公開する予定で、これまでに購入したクーポンについてもMy Pageにログインした上で提示、印刷して問題なく利用できるという。
事業譲渡の理由について、「2010年末にグルーポン・ジャパンのおせち騒動に加えて、東日本大震災の影響で市場に大きなダメージがあった。その中で小さな企業が店舗にメリットを与えるのが難しくなった」(シェアコト)と説明。ピクメディアが、同社が独自のクーポン掲載基準「Pikuルール」を設けてサービスを運営していることから、譲渡先として適切だと判断したという。
シェアコトでは今後、Facebookなどを利用したソーシャルメディアマーケティング支援のほか、Google Map上での上位表示サービスをはじめとした地域情報活用支援などを手がける。
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