東芝は4月1日付で、映像事業とパソコン事業を統合し、「デジタルプロダクツ&サービス社」を新設すると発表した。新興国市場の開拓とグローバル市場における融合商品、サービスの創出を目指す。
新設されるデジタルプロダクツ&サービス社は、液晶テレビやハイビジョンレコーダーなどを手がける「ビジュアルプロダクツ社」と、パソコン事業を管轄する「デジタルプロダクツ&ネットワーク社」を統合するもの。液晶テレビ、ハイビジョンレコーダー、パソコン、スレート端末といった、デジタルプロダクツの設計開発、生産調達、販売、マーケティングを手がける。
中でも新興国市場での販売力、ブランド力の強化と競争力の向上には重点をおいており、新興国売上台数比率を2013年度までに約50%まで引き上げたいとした。
今回の体制強化により、dynabook活用応援サイト「東芝プレイス(Toshiba Places)」や、スマートフォンやスレート端末で映像機器をコントロールするサービス「レグザAppsコネクト」などのサービスも積極的に推進し、プロダクツ間の連携を強化するとしている。
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