ニフティは3月24日、同社が提供するパブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」のAPI機能の強化を実施した。
具体的には、これまで公開していたSOAPに加え、新たに要望が多かったREST(REpresentational State Transfer)に対応した。また、ニフティクラウドと外部のプログラムやサービスとの連携がより簡単に行えるよう、Javaに対応したソフトウェア開発キット(SDK)を提供する。加えて、LinuxおよびWindows向けのコマンドラインインターフェースの提供、APIからのロードバランサの設定やサーバコピー機能の利用を可能にしたという。
なお、今回のニフティクラウドのAPI機能拡張に合わせ、イーシー・ワンは同社のクラウド対応運用監視システムである「monkey magic」をニフティクラウドに対応させることを発表している。monkey magicニフティクラウド対応版の提供時期は9月を予定している。
このほか、これまで月額525円の有料サービスとして提供していた「固定グローバルIP」オプションをニフティクラウドの標準機能とし、無償で提供することも発表された。固定グローバルIPを利用しない場合、このオプションを取り外せば、サーバの利用料金は月額で525円、従量の場合は1時間あたり0.63円が減額される。加えて、ニフティクラウドの機能を管理するためのコントロールパネルのユーザビリティも向上させたとしている。
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