Facebookが、フィーチャーフォン向けアプリケーションを開発するイスラエルの新興企業、Snaptuを推定7000万ドルで買収することで合意した。
Facebookは先日、一部の海外市場向けのローエンド携帯電話用アプリの開発で同社と協力していた。Facebookによると、このアプリは2500機種以上の端末に、スマートフォンのような使用感を提供するという。
今回の買収は、Snaptuが米国時間3月20日に自社ブログで発表した。
2011年に入ってから、われわれは広範なフィーチャーフォンに素晴らしいモバイル体験を提供する新しいFacebookモバイルアプリケーションを発表した。「Facebook for Feature Phones」アプリは現在、2500機種以上の端末で動作する。
われわれは、Facebookチームの一部として働くことは、製品開発のペースを加速し続けるうえで、最高の機会になると即座に判断した。そして、Facebookに加わることで、世界により一層大きな影響を与えることができるようになるだろう。
Facebookはこの買収を認めたが、金銭面に関する条件は明らかにしていない。
Facebookは20日に声明で、「Snaptuは、極めて革新的な技術者と起業家の集団によって運営される新興企業だ。われわれは、フィーチャーフォン向けFacebookモバイルアプリケーションの提供ですでに密に協力している」と述べ、「Facebookの一部として、Snaptuのチームとテクノロジは、フィーチャーフォンにおいてさらに素晴らしいFacebookのモバイル体験をより迅速に提供するうえで役立つだろう」と語っている。
この買収は今後数週間で完了する見通しで、イスラエルのメディアによると、買収金額は約7000万ドルと見積もられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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