日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は3月18日、東北地方太平洋沖地震および長野県北部地震によって緊急にITリソースが必要となったユーザーに対して、IaaS「グローバルクラウドサービス」を提供すると発表した。
グローバルクラウドサービスでは、x86ベースの仮想サーバとストレージをIaaSで提供する。サーバOSとして、WindowsとLinuxをサポート。初期料金および最初の6カ月の利用料金は無料で、提供するシステムの規模や環境については別途相談となる。
また国内拠点のリスクを回避するため、オーストラリアやシンガポールなどの海外拠点からサービスを提供する予定。日本語環境を含む運用とサポートについては、ユーザーと相談の上提供していくという。
サービス提供の対象となるのは、今回の地震によりITリソース不足となっているユーザーだが、特に公共性の高い事業を提供しているユーザーを優先するという。サービスの受付期間は3月23日から4月28日まで。問い合わせは日本HPの営業、もしくは問い合わせ窓口にてメールで受け付ける。メールアドレスは「311_cloudsupport@hp.com」。
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