東日本大震災が発生した地域で救助ロボットを活動させる準備が進んでいる。
田所諭氏率いる東北大学のチームが、被災地の仙台に入り、瓦礫の中から人を見つけ出すことができるヘビ型ロボットを使った救援活動をしようとしている。
以下のビデオは2008年に撮影されたもの。
地震発生当時、田所氏とチームは米国の学会に参加していたが、ニュースを聞いてただちに帰国したという。
千葉工科大学未来ロボット技術センターの小柳栄次氏も、被災後の危険な場所を走行できる「Quince」というロボットを投入する準備をしている。
Quinceはでクローラを使ってでこぼこした場所を走行でき、化学的または生物、あるいは放射性の危険物質を探知できるという。カメラを搭載し、毎秒約1.6m走行する。
Texas A&M大学のCenter for Robot-Assisted Search and Rescue(CRASAR)でも許可を取得次第、現地入りしたいとの意向を示している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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