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TMI、IT資産管理をクラウドで提供

富永恭子 (ロビンソン)2011年03月10日 17時55分
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 トッパン エムアンドアイ(TMI)は、日本IBMの協力のもと、ソフトウェア資産管理に関する国際基準「ISO/IEC19770-1」に準拠したIT資産管理クラウドサービス「Asset Caretaker」を4月1日より提供すると発表した。

 Asset Caretakerは、ソフトウェアやハードウェアの資産管理、契約管理や使用者情報管理、PCのセキュリティ保護機能やソフトウェア配布機能など、IT資産管理に必要な機能をインターネット経由で提供するサービス。これにより、ユーザーの企業内IT資産の棚卸や管理の負荷を軽減し、ITガバナンスを強化するとともに、国内外に点在する支店やグループ企業全体で一元的にIT資産を管理し、組織全体でのソフトウェア投資の最適化を支援するとしている。さらに、海外進出や新規事業の立ち上げなど、将来の事業拡大にも対応可能で、海外出張時にはPCに対するセキュリティ保護を適用することもできるという。

 新サービスには、IBMの企業向けパブリッククラウド基盤を活用している。同基盤は、メモリ、CPU、ディスクなどのIT資源をインターネット経由で提供する仕組みだ。また、仮想サーバを簡単に割り振ることができるため、サービスの利用を希望するユーザーに対し、短期間でサービスが提供できるとしている。さらに、厳格なアクセス制限や定期的なウィルスチェックに加え、物理的な機器は堅牢なIBMのデータセンターに設置しているため、高いセキュリティを確保しながら、アプリケーション開発からサービス提供までを迅速に展開できるとしている。また、ユーザーの管理対象資産が増えた場合でも、コンピューティング資源を増強することで、柔軟に対応できるという。

 TMIは、IBMの「クラウド事業戦略立案コンサルティング」を受け、2010年4月から先進サービス・クラウド推進本部を設置。「プライベート・クラウド構築サービス」や「アプリケーション・クラウド・サービス」の提供など、クラウド事業を順次拡大しているという。今回発表された新サービスは、アプリケーション・クラウド・サービスの最初の提供メニューとなる。TMIは今後、資産管理以外のサービスについてもメニューを拡充していく考えだ。

 同サービスは、管理対象となる資産の数に応じた料金体系で、利用価格はPC1台につき月額500円から、管理対象の資産数において、最低契約台数は10台となる。また、ユーザーのセキュリティの要求レベルに応じて、複数企業で仮想サーバを共有するマルチテナント方式と、1社で仮想サーバを専有するシングルテナント方式を選択できる。さらに、利用者研修やヘルプデスクなどのサービスも提供するという。

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