ビズリーチは3月10日、同社が平均年収1000万円強のビジネスパーソンを対象に実施した「職場のグローバル化調査」の結果を発表した。約9割が、グローバルな環境で働くことに積極的であることがわかった。
この調査は、1月31日から2月6日にかけて、ビズリーチが運営する求職者課金型転職サイト「ビズリーチ」の会員739人に対して実施したもの。
その結果、ビジネスパーソンの過半数である52%が、日本企業のグローバル化は、「2~3年で急速に進む」と回答。グローバルな環境で働くことについては、「転職をしてでもグローバルな職場環境に身を置きたい」の45%と、「話があれば前向きに考えたい」の51%をあわせ、約9割がグローバルな環境で働くことに積極的であることが分かった。
また、「入社すればグローバル人材として鍛えられそうな日本企業」については、1位がソニー、2位がファーストリテイリング、3位が三菱商事という結果となった。「グローバルで活躍できる人材になるために特に必要と思われるもの」については、1位が「問題解決力」で70%。以降、「メンタルタフネス」「専門技能・専門知識」「リーダーシップ」と続いた。
ビズリーチでは、今回の調査結果について、日本国内の少子高齢化による人口減少や、多くの企業がアジアなどの成長著しい国に投資を積極化するといった現状を背景に、ビジネスパーソンが経済のグローバル化を実感しているためと分析している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス