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楽天、増収増益--EC、ポータルなど主要事業が好調

鳴海淳義(編集部)2011年02月15日 20時32分
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 楽天は2月15日、2010年12月期通期(1月~12月)決算を発表した。売上高は前年同期比16.1%増の3461億4400万円、営業利益は同12.6%増の637億6600万円で、いずれも過去最高。純利益は同34.7%減の349億5600万円となったが、これは前年度において、繰り延べ税金資産の計上により法人税などの調整額が発生したためだ。

 EC事業は楽天市場の流通総額が前年同期比17.9%増と引き続き成長した。ポイントを活用した販促活動やスマートフォン向け新サービス、ソーシャルメディアを活用した新サービスを展開したことが奏功したという。ユニーク購入者数、注文件数も堅調に推移した。

 また楽天は、米Buy.com、仏PRICEMINISTERを買収し、さらに中国Baiduと合弁で中国のショッピングモール「楽酷天」を開始するなど国際展開を積極的に進めてきた。その結果、EC事業の売上高は前年同期比25.3%増の1440億8100万円、営業利益は同13.3%増の410億3900万円となった。

 ポータル・メディア事業は商品検索を効率的に行える「楽天ツールバー」などによる広告費が増加したことで、売上高は前年同期比29.0%増の227億2900万円、営業利益は同23億7600万円となった。

 トラベル事業はスマートフォン向けアプリ開発や海外旅行サービスの商品力強化を図り、予約流通総額が前年同期比20.0%増と成長した。売上高は同20.5%増の232億8400万円、営業利益は同16.9%増の102億8500万円となった。

 2011年12月期は国内EC事業やトラベル事業などのサービス利用がさらに広がり、引き続き高い成長が維持される見込みだという。同社は業績予想を明らかにしていないが、2010年12月期を上回る業績を確保することを目指すとしている。

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