JVC・ケンウッド・ホールディングスは2月15日、テレビ番組の新たな視聴スタイルを提案するソーシャルネットワークサービスサイト「TVRoll ベータ版」を公開した。Twitterなどにおけるテレビ番組に関するコメントの紹介、投稿ができるほか、ソフィアデジタル製のビデオレコーダー「ARecX6」(ソフィアダイレクト価格:3万4800円)と組み合わせることで、新たな番組視聴スタイルを提供する。
TVRollは、Twitterなどにおけるテレビ番組に関するコメントを、独自の検索アルゴリズムで抽出し、該当する放送局、番組と関連付けるというもの。対応するビデオレコーダーARecX6を用いて視聴することで、番組コメントとともに該当番組を視聴できる。利用するにはTwitterのアカウントが必要になる。
コメントはサイト上からも閲覧でき、ユーザーは自ら番組を探さなくても評判の番組を観られる、他人の評判で思いもかけなかった番組と出会える、番組を視聴しながらサイト利用者のコメントを楽しめ、コメントバックもできる、などの新たな楽しみ方を利用できるとしている。
ARecX6は、ワンセグ6チャンネル分の番組を自動録画できるデジタルレコーダー。eSATAもしくはUSBを用いて外部HDDを接続し番組を録画。LAN経由でPCから視聴できる。
JVC・ケンウッド・ホールディングスでは、視聴者が見逃した多くの放送番組を掘り起こすと同時に、視聴を可能にすることで、テレビの新しい楽しみ方が広がり、新しいビジネスを創出できると考え、TVRoll ベータ版を開発したとのこと。今後約6カ月にわたり、サイトの利用状況やログデータ、ARecX6の販売動向などを検証し、ハードウェアの開発やポータルサイト運営など、事業化の可能性を検討するとしている。
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