クエステトラは2月9日、SaaS型業務プロセス管理(BPM)システムの新版「Questetra BPM Suite SaaS Edition 7.3」を公開したと発表した。7.3では、Android端末やiPhone、BlackBerryなどのスマートフォンやiPadといったタブレット端末からのアクセス時に、各端末での表示に最適化された「マイタスク画面」を表示できるようにした。
また「立替金精算フロー」(申請系ワークフロー)の決裁を外出先で行ったり、「設備点検フロー」で撮影画像付報告をスマートフォンで行ったりなど、社内外での幅広い業務に利用できるようになったという。1000人以上の組織でもより軽快に運用できるように大量データ閲覧機能を高速化している。また、ユーザー入力補助機能の強化、ほかのシステムとの連携機能の強化などが行われているとしている。
Questetra BPM Suite SaaS Editionは、ワークフロー機能(オペレーティング機能)のほか、業務プロセスをドラッグ&ドロップで描画設計するモデリング機能、各ユーザーの業務処理状況を監視、集計するモニタリング機能の3機能で構成される。各ステップの平均処理時間を可視化する機能やフロー図編集で業務の流れを変更する機能により、業務の流れを現場主導で継続的に改善するための機能を搭載していることが特徴という。
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