全米映画協会(MPAA)は、ファイルホスティングサービスのHotfileが映画の海賊版を保存するための隠し場所を提供することで売り上げを得ているとして、Hotfileを提訴した。MPAAは米国時間2月8日に発表したプレスリリースで、「2年とかからず、Hotfileは世界で最もトラフィックの多いサイト上位100位の中に入るサイトとなった。これは、Hotfileが奨励している大規模なデジタル海賊行為の直接的な結果だ」と述べている。
MPAAによれば、Hotfileは米国フロリダ州に住むAnton Titov氏が運営しているという。同氏からのコメントはすぐには得られなかった。
MPAAは、Hotfileが米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)の定めるセーフハーバー条項の保護条件を満たしていないと主張している。MPAAによると、Hotfileは、「私的な保管場所としてそのシステムを利用することを公然と妨げて」おり、「Hotfileのビジネスモデルは(中略)ユーザーが映画やテレビ番組の違法コピーを含んだファイルを同サイトのサーバや外部サイトにアップロードすることを促している」という。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」