NTTドコモは2月3日、バカラとのコラボレーションモデル「SH-09C」を発表した。発売は3月の予定。5000台限定で、ドコモオンラインショップのみで販売される。価格は7万円程度を予定しているという。FOMAユーザーのみ購入可能な端末で、新規契約は購入できないという。
端末はシャープ製で、2010年11月に発売した「SH-01C」をベースにしたもの。1410万画素のカメラとフルHDムービー撮影が可能で、防塵防滴機能も備える。NTTドコモ プロダクト部 ユーザーインターフェース企画担当部長の伊藤哲哉氏は「全部入りのハイスペック」と自信を見せる。
フロントパネルは、バカラのカットをイメージしたバカラレッドで、燭台(しょくだい)がモチーフになっている。開くと、キャンドルに灯りをともすアニメーションが表示される。待受画面にはシャンデリアと燭台、発着信画面にはグラスとタンブラーをデザイン。これらはすべてバカラの代表作品という。なお、素材にバカラのガラスは使われていない。
贈り物として高い人気を誇るバカラは、購入目的の60%がギフト用途。一方で、ドコモにおける携帯電話のプレゼント需要は5%あるとしており、両者のコラボレーションは、記念としても贈り物としても喜ばれるとしている。
近年の携帯電話はデザインで選択されることが多いとし、ドコモはデザインに力を入れている。今回のコラボレーションについて、ライフスタイルの中の「お気に入り」をケータイにも取り入れられ、かつ「〜っぽい」というフェイクではなく、伝統的かつ本物のテクスチャを備えており、愛着を持って長く使えるデザインを提供できるとしている。
発売日から2カ月間、指定のネームやメッセージを入れたリアカバー(試供品)をプレゼントするという。1行につき最大20文字×2行の印字が可能。
全国のバカラ直営店6店舗と直営バー「B bar」3店舗にて、2月4日(広島店は5日)〜2月28日まで参考展示が行われる。
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