ビクター、動画も静止画もハイスペックなHDハイブリッドカメラ「GC-PX1」

加納恵(編集部)2011年02月03日 12時52分

 日本ビクターは2月3日、新開発のハイスピードプロセッサ「FALCONBRID(ファルコンブリッド)」を搭載したHDハイブリッドカメラ「GC-PX1」を発表した。36MbpsのフルHD動画と毎秒最速60コマの高速連写機能を備える。発売予定は2月下旬。店頭想定価格は10万円前後になる。

 FALCONBRIDは、フルHDの2D、3D、4K2Kなどの映像信号をハイスピードで処理し、リアルタイムで撮影、記録できるというもの。この高速処理により、動画、静止画ともにハイスペックでの撮影ができるとしている。

  • 「GC-PX1」

  • 3型の液晶モニタはタッチ式

  • 上部からみたところ

 動画撮影は業界最高レートとなる36Mbpsでの1920×1080/60pでの記録を実現。ファイル形式はMPEG-4/H.264となる。このほか、720/60pでの撮影にも対応するが、AVCHDによる動画撮影はサポートしていない。

 一方、静止画では998万画素の撮影ができるほか、毎秒60コマで最大144枚の高速連写が可能。さらに毎秒300コマのハイスピード撮影機能も備え、最長2時間の連続撮影ができるとしている。

 32Gバイトの内蔵メモリとSD/SDXC対応のカードスロットを装備。撮像素子には総画素1062万画素の1/2.3型高感度 B.S.I. CMOSセンサを搭載する。裏面照射構造により暗所撮影に強く、ISO6400モードも備えた。

 本体サイズは高さ67mm×幅131mm×奥行き122mmで、撮影時の重量は515g。レンズ部はコニカミノルタHDレンズを搭載しており、光学10倍ズームに対応する。バッテリには専用の充電池を採用し、フル充電で動画は最大連続2時間20分の長時間記録が可能だ。

  • HDMIミニコネクタのほか、ミニUSB、AV/ヘッドホン端子を装備

  • SD/SDXC対応のカードスロットを装備。Eye-Fiも使用できる

  • アクティブモードの光学手ブレ補正システムを搭載する

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