日本ビクターは12月14日、ハイビジョンビデオカメラ「Everio(エブリオ)」に、コンパクトシリーズを追加した。約195gの軽量ボディに光学40倍ズームを備えた3機種「GZ-HM690/670」(HM690/670)、「GZ-HM450」(HM450)を発売する。
いずれも、高さ55mm×幅50.5mm×奥行き110.5mmのコンパクトボディに内蔵メモリとSDカードスロットを装備。液晶モニタは、2.7型のフルフラットタッチパネル液晶「クリアブライトII」を採用した。HM670とHM450は12月中旬、HM690は12月下旬に発売する。
GZ-HM690/670は、裏面照射型の高感度B.S.I CMOSセンサを搭載。優れた低ノイズ能力と最低照度4ルクスでの撮影を実現したとしている。CMOSセンサは1/4.1型で、有効144万画素の動画撮影が可能だ。内蔵メモリはHM690が64Gバイト、HM670が32Gバイト。店頭想定価格はHM690が10万円前後、HM670が8万円前後になる。
HM450は、1/5.8型のCMOSセンサを搭載し、動画時の有効画素は63〜125万画素になる。内蔵メモリは8Gバイトで、店頭想定価格は4万5000円前後だ。
3モデルともに、本体ボディは直線的でムダのないフォルムを採用。従来モデルに対して体積比で約13%の小型化、重量比で約11%の軽量化を実現したとしている。
エンジン部には新開発のものを搭載し、映像処理能力を高速化。あわせてカメラコントロール能力も向上させ、さまざまに変化するシーンへの追従性を高めたとのことだ。加えて、シーンに応じて自動的に撮影する「インテリジェントオート撮影機能」や、個人の顔を覚えて自動追尾する「顔登録/顔追尾機能」、特定の色を追う「色追尾機能」なども備える。
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