京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は1月27日、「モバイルWiMAX」と「au WIN」の両方を利用できる法人向け定額制モバイルデータ通信サービス「KWINS 3G Plus」の提供を開始したと発表した。
KWINS 3G Plusは、ひとつの端末でモバイルWiMAXとau WINの通信を可能とするハイブリッドモバイルデータ通信サービス。WiMAXエリアでは高速に、エリア外もau WINでエリアを心配することなく通信できるという。通信時間やパケット量などを気にせずに利用できるよう、月額定額としている。月額の税別料金は5800円。
同時に「KWINS 3G Plus ゲートウェイ」サービスと専用ツール「NET BUREAU Client」の提供も開始した。KWINS 3G Plus ゲートウェイは、インターネットを介さない閉域接続で通信路のセキュリティを心配することなく社内ネットワークの一部としてモバイルを使用できる。
NET BUREAU Clientは、KWINS 3G Plusに加え公衆無線LAN、自宅のネット回線など、使用可能なネットワークの自動選択から、ユーザー認証、社内ネットワークへのVPN接続まで、企業のリモートアクセスで必要となる一連の操作をワンクリックで実行できるという。これにより、セキュリティと同時にエンドユーザーの利便性を高め、リモートアクセスのさらなる活用を支援するとしている。
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