World Wide Web Consortium(W3C)は米国時間1月18日、HTML5の新しいロゴを発表した。
W3Cはこのロゴによって、新しいウェブ技術であるHTML5と、同団体自体を推進したいと考えている。ウェブは、静的なウェブサイトを収容していた当初の姿から大きく成長し、エンターテインメントの伝達手段およびオンラインアプリケーションの基盤へと変化している。
W3Cは、このロゴ(これを配したTシャツやステッカーがすでに販売されている)により、新しくなったウェブへの期待や関心が高まることを望んでいる。広報を担当するIan Jacobs氏は、「仕様、テストスイート、開発者向けの便利なツールの構築に加えて、W3Cの技術に関する認知度の向上と、W3C規格の採用促進を図りたいと考えている」と述べた。
W3CはこのHTML5ロゴに関するFAQの中で、「このロゴは、HTML5、CSS、SVG、WOFFなどを含む、広範囲にわたるオープンなウェブ技術に対する汎用のビジュアルアイデンティティである」と述べている。「このHTML5ロゴに加えて、HTML5関連の技術によって実現される8つのハイレベルな技術クラスに対するアイコンが存在する。これらのアイコンは、オフライン、グラフィックス、接続性といったより具体的な機能を強調するために使用することができる」(W3C)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」