日本ヒューレット・パッカードは1月17日、SaaS型ウェブオンライン会議システム「HP Virtual Rooms」を発表した。3月1日から販売を開始する。
HP Virtual Roomsは、全世界のHP従業員約35万人での利用実績があるコミュニケーションサービス。SaaS型で提供されるため、特別な設備を必要とせず、インターネット接続環境とウェブブラウザがあればすぐに利用可能という。機能としては、ビデオ(ウェブカメラ)、音声(VoIP)のほか、アプリケーション共有、デスクトップ共有、ホワイトボード、プライベートおよびグループチャット、アンケートツール、質問ツールなどが利用できる。
また、同サービスでは同時使用ユーザー数のみで課金を行うため、従業員数分のライセンスプールを購入する必要がなく、導入コストを大幅に削減できるとしている。登録ユーザー数には制限がないため、たとえば、全従業員1000人の企業が同時使用100ユーザー分のライセンス購入した場合でも、1000人の従業員すべてをユーザー登録できる。登録ユーザーは、1人あたり10ルームまで作成でき、1ルームあたり100Mバイトのコンテンツを蓄積できる。なお、10ユーザーで60日間の試用も可能で、本格導入前にテスト利用することもできる。
HP Virtual Roomsのライセンス価格は、26同時ユーザーの場合年間56万196円より。
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