東芝は1月17日、「dynabook」シリーズの新商品として、ハイスタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T750/T8B」、液晶一体型AVPC「dynabook Qosmio D710/T5B」、3D対応ハイスタンダードノートPC「dynabook T551/D8B」など、6機種21モデルを1月21日から順次発売すると発表した。
dynabook Qosmio T750/T8Bは、金属を使わずにメタリックな質感に仕上げる新フィルムを使用しているのが特長だ。東レのナノテクノロジ積層技術をベースに、名阪真空工業、東芝の3社で共同開発した。屈折率の異なる2種類のポリエステルを約1000層積み重ねた樹脂フィルムを天板に加飾することで、鏡面のような高い質感の表現が可能になったという。カラーは「シャイニーオーシャン」の1色で、深みのある青となっている。天板に金属を使わないため環境への負荷を低減でき、指紋などの汚れに対する耐久性を持つという。CPUには、最新のインテル Core i5-480Mを採用している。市場想定価格は18万円台半ば。
dynabook Qosmio D710/T5Bは、21.5型のフルHD液晶と地上デジタルテレビチューナを搭載。新色「リュクスホワイト」が加わり、「プレシャスブラック」「シャイニーレッド」の3つのカラーがラインアップされている。市場想定価格は15万円台半ば。
dynabook T551/D8Bは、インテルの最新CPUとなるCore i7-2630QMを搭載した3D対応ノートPCだ。深い奥行き感を出す「3Dエンハンサー」と、3Dメガネでも映像の明るさや色あいが最適化される「ブライト3D」の2つの変換アルゴリズムにより、2D映像から3Dへの変換がさらに高画質で楽しめるようになったとしている。市場想定価格は21万円前後で、3Dに非対応のdynabook T551シリーズは18万円台半ばとなっている。
このほかにも、15.6型のスタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T550/T4B」(15万円前後)、HDDの容量や光学ドライブの種類など9モデルから選べるスタンダードノートPC「dynabook T350シリーズ」(12万円台半ば〜16万円)を用意。小型のネットノートとして、超低電圧版CPU、WiMAX通信モジュールを搭載した「dynabook N510/04B」(9万円前後)もラインアップされている。
T750、T710、T551、T550シリーズには、従来一部のモデルのみに採用されていた「ハンドジェスチャーリモコン機能」を搭載。PCから離れていても、音楽の再生や停止、画面のスクロールなどの操作を指のジェスチャーで行える。料理の時など離れた場所からのコントロールに便利だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果