モリサワは1月14日、同社の提供する電子書籍ソリューション「MCBook」が、BCCKSの「天然文庫の100冊」iPhoneアプリ版に採用されたと発表した。
天然文庫の100冊は、BCCKSのシステムを使ってウェブ上に作られた本を、文庫本または新書サイズで製本できるサービス。印刷にはモリサワのオンデマンド印刷機「RISAPRESS」シリーズが使われており、ユーザーは1冊から本を入手できる。
今回、天然文庫の100冊のiPhoneアプリ版を提供したことにより、従来どおりの紙での製本に加えて、電子媒体での出版や読書が可能になるとしている。
MCBookは、モリサワフォントと組版エンジンを利用した電子書籍アプリを制作できるソリューション。MC-B2やAdobe InDesignで作成された組版データを活用し、簡単かつ低コストで電子書籍アプリを制作できるという。電子書籍コンテンツ変換ソフト「MCBook Maker」、iPhoneアプリ生成ソフト「MCBook iPhone Builder」、校正支援ソフト「MCBook Shot」で構成されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス