岡山県警生活環境課と新見署が1月12日、権利者に無断で複製したファミコン用ゲームソフトを販売していた栃木県宇都宮市の無職男性(33歳)を著作権法違反の疑いで逮捕し、1月13日に岡山地検へ送致した。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が1月13日に発表した。
男性は、2009年9月17日〜2010年9月3日の間、2回にわたり任天堂が著作権を有するゲームソフト12点などを権利者に無断でCD-R2枚に複製し、新見市の男性ほか1人に対して販売していた。商品の購入者が「ファミコンカセットを落札したのにCDが送られてきた」と新見署に相談し、相談を受けた署員がACCSを通じて著作権者へ連絡したことが端緒だという。
男性は、携帯電話からアクセスするオークションサイトを利用し「ファミコンソフト2000本まとめて」と説明した上でゲームデータを複製したCD-Rを販売していた。CD-Rは6万〜7万4800円で販売し、ファミコンソフト計1135タイトルのデータが格納されていたという。
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