さて、最後に映画「ソーシャル・ネットワーク」の話に戻るが、この作品は制作過程で、Zuckerberg氏に取材を申し込んだが拒否されたという。そのため事実以外のエピソードも盛り込まれていると聞く。構成上の脚色や大袈裟に描写されている部分もあるだろう。
だが、「社交クラブ」や「寮生活」といった米国の名門大学のカルチャーを背景にFacebookが立ち上がり、その後、ビジネス化していく中での資金繰りなどのトラブル、人間関係、桁外れの訴訟問題といった事実を元に描かれたストーリーは、かなり興味深いものとなっている。
ネットサービスならではのスピード感を持った同作品は、インターネットビジネスに関わる人、プログラマーやエンジニア、起業家、現役の大学生、ソーシャルメディアのヘビーユーザなど、見る側の立場によって異なる印象を持ちながらも、それぞれが楽しめる作品だと思う。
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