三洋電機は1月13日、ICレコーダー「Xacti SOUND RECORDER」シリーズに、ズームマイクを備えた「ICR-PS511RM」を追加した。ワンタッチで指向性を切り替えられるとしている。1月26日に発売する。店頭想定価格は1万5000円前後になる。
ICR-PS511RMは、4Gバイトの内蔵メモリとmicroSDカードスロットを装備したダブルメモリモデルだ。最高48kHzのリニアPCMと、最高320kbpsのMP3録音ができる。
本体上部にはセミナーや講義などの録音に適した「指向性ズームマイク」を搭載。マイク部は本体からポップアップができ、ポップアップすると指向性マイクとして、本体に戻すと全方向性ステレオマイクとして切り替えて使用できる。
あわせて、シーンごとに最適な録音をICレコーダ側が判断する「録音シーンセレクト」を可動マイクと連動。各マイクポジションに録音シーンをあらかじめ設定しておくと、マイクポジションの切り替え時に設定したシーンを呼び出せるとしている。
本体サイズは高さ108.3mm×幅39.9mm×奥行き14.1mmで、重量は約61g。大型液晶を備えたほか、独立ボタンを設けるなど、わかりやすい操作を目指したとしている。また多くの操作で音声ガイドを採用している。
内蔵の4GバイトメモリとmicroSDカードでは「メモリ間のファイルコピー&ファイル移動」を実現。本体のみでファイルの分割、結合、消去といった編集も可能だ。
電源は単4形乾電池1本で、同社の充電池「eneloop」が1本付属する。eneloop使用時で最大約17時間の録音ができる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス