ブースはどこも混雑し、タクシー待ちの列はうんざりするほど長く、先週ラスベガスで携帯電話を利用することはほとんど不可能だった。これらはすべて、同地で米国時間1月6〜9日に開催された「2011 International CES」が大盛況だったことを示す体感的な証拠だ。
実際、9日には、世界最大の家電見本市の参加者数が徐々に回復しつつあることを示す確かなデータが公表された。CESを主催する米家電協会(CEA)が、2011年の参加者数の速報値を発表したのだ。それによると、参加者数は確かに増加しており、2011年は14万人を超える人たちが会場のLas Vegas Convention Centerに詰めかけたという。
正式な数字は春に発表される予定だが、速報値を見る限り、2011年のCESは、14万1000人がラスベガスに押し寄せた2008年以来、最も参加者の多いCESとなった。2009年の参加者はわずか11万人で、2010年は12万人だった。
またCEAによれば、2011年のCESに参加した14万人のうち、米国外からの参加者は80カ国から3万人にのぼり、新記録を樹立したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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