NECがラスベガスで開催された2011 International CESで、悪名高い東京の混雑した電車の中でも使いやすそうなデュアルスクリーンタブレット「LT-W Cloud Communicator」を発表した。
7インチのTFT液晶タッチスクリーンを2つ備え、重量はたったの530g。
Googleの「Android 2.1」OSを稼働し、ARMのCortexプロセッサを搭載する。Wi-Fi、Bluetooth通信のほか、オプションで3G接続機能を選択できる。他には3.0メガピクセルカメラ、スピーカー、SDHCカードスロット、USB端子、GPS、画面表示の向きを変更するための加速度センサを搭載する。バッテリ寿命は約5時間。
付属のスタイラスを使って手書き入力をしたり、印をつけて新聞記事などを切り抜いたりすることができる。明るい2つの画面は日本のサラリーマンが通勤途中によく読む漫画の閲覧や、電子書籍を意識して作られているように思える。
デモで使われた端末には旅行用アプリケーションなどを搭載していたが、NECではソフトウェア開発キットを用意し、利用可能なアプリケーションを増やしていこうとしている。日本国内では2011年内に発売する予定だが価格は公表されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス