iPhoneを仕事で活用する際に、もっとも重要なポイントは「クラウドサービスやソーシャルメディアとの連携」です。PCで作成したさまざまな文書をすべてクラウド上に保存しておき、種類や用途に応じて最適なアプリで閲覧や編集をする。あるいは、ソーシャルメディアやRSSリーダで得た情報をあとで参照しやすい形でクリップしておくなどなど……。
今回は、そんな「仕事をクリエイティブにしてくれるアプリ」の中から、とくにおすすめのもの20を厳選して紹介します。
EvernoteのiPhoneアプリは、とくに「ひらめきやアイデアを記録する」のに大活躍してくれます。電車の中や歩いているときなど、なにかを思いついたら即座にメモする習慣が付けば、いつかEvernoteがアイデアの宝庫になっているはずです。
アプリからはテキスト、画像、音声が入力できますが、この記事で紹介する他のアプリと連携させれば、さらに多様な「ひらめき保存環境」ができあがります。
TinyEverはEvernoteアプリではできないことを補助する支援アプリの1つです。最もうれしい機能は画像入りの文書をアプリ内で作成できること。サイズの指定や回転、トリミングなど、簡単な画像編集機能も備えています。
よく使うメモの形式をテンプレートとして保存できるほか、アプリ専用のパラメータを使った日時の簡易入力や、ATOK Padとの連携にも対応しています。
読書中に気になった文章や、会議で使ったホワイトボードの内容など、アナログデータを素早くキャプチャしてデジタル化してくれます。Evernoteを活用するなら、絶対持っておきたい必須アプリの1つです。
オフラインでもEvernoteアプリに直接保存できたり、複数のキャプチャを1枚のノートにまとめられたりと、便利な機能も満載。背景をきれいな白色にしてくれる「Method 3」というオプションもこのアプリならではです。
大きな入力枠を使って、iPhoneでも楽に手書きのメモをとれる実践的なアプリです。スタイラスを使った際の反応は業界でも最高クラス。SpeedTextで変更した内容が、Evernoteのノートにも反映される同期機能もあります。Evernoteを手書きメモに変えてくれるアプリといってもいいかもしれません。
最大の特徴は、ページや行ごとにタグを付けられること。会議のメモをとる際などに「質問」「要チェック」などのマークを残しておけます。
Evernoteに保存しておいたイベント情報や映画館の公式サイトなどを、そのまま予定として読み込める驚きのカレンダアプリです。「Google カレンダー」との連携はもちろん、月、週、日、リストの各ビューも見やすく、新規予定作成の履歴入力にも対応しています。
SnapCalのイベントをTwitterに投稿すると、#snapcalの#タグと短縮URLが自動的に付加され、このURLをクリックすると新規予定を追加できるソーシャル機能もあります。
多数の入力支援はもちろん、さまざまな形式の返信やRTができ、複数のカラムをフリックで切り替えられるなど、業界最多の機能を誇るTwitterアプリ。気になるツイートをボタン一発でEvernoteに保存できるだけでなく、Twitter会議などでは#タグで検索したタイムラインを、美しいレイアウトでまるごとEvernoteに取り込めます。
最近ではATOK Padとの連携にも対応するなど、常に進化し続けるアプリです。
GTD流のタスク管理を実現できるクラウドサービスNozbeのiPhone版がこのアプリです。なんといっても、最大の特徴はEvernoteやGoogle カレンダーと連携できること。Nozbeで作成したプロジェクト名と同じタグを付けることで、このアプリからプロジェクトに関連するEvernoteのノートを閲覧できます。
とくに、iPhone版はその日の行動の確認や、新たなアクションを思いついた瞬間に登録できるなど、ノマドな場面で活躍してくれます。
Evernoteが制作途中のアイデアノートだとすれば、このDropboxは完成した書類の保存場所として活用するのがおすすめです。PCで作成したさまざまな文書を、クラウドサービスのDropboxに保存しておくことで、iPhoneでも閲覧、編集できるようになります。
とくに、アプリ版のDropboxは、クラウドサービスに対応していないアプリにオフィスソフトやiWorkで作成した文書、PDFなどを送る際に大活躍してくれます。
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