波を起こすことなく船を進めることは不可能である。このため、素晴らしい能力を内に秘めているにもかかわらず、会社の幹部はそのことに気付いてくれないという不満を述べるのは、時間の無駄でしかない。あなた自身が行動を起こさなければならないのだ。あなたの素晴らしさについて聞きたい人などいない。実際にその目で見たいのである。
あなたがそれほど優れているというのであれば、社内のコスト削減計画や、エンドユーザーの生産性向上に手を差し伸べる計画を立案してはどうだろうか。計画を立て、リサーチを行い、準備を整えてから、実行してみるのである。あまりにも多くの人々が、確実に成功できる機会を待ち続けるものの、そういった機会がやってこないことを知ると(実際にやってくることはない)、ただあきらめてしまうのである。
失敗を恐れてはいけない。失敗しないということは、何もしていないのも同然である。リサーチを行ったものの、その労力に見合ったものが得られなかったとしても、リサーチを行った時の経験は残るはずだ。また、失敗から学べることは多く、リスクを恐れて何もしない同僚に比べると、ずっと多くのことを学ぶチャンスがあったと言えるだろう。自分にとって居心地の良い場所に留まっていたいというのであれば、個人としての成長はあきらめるべきである。これら2つは両立しないものなのだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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