KDDIは12月15日、音楽配信事業を展開する台湾のKKBOXを子会社化すると発表した。KKBOX株式を100%保有するSkysoftとの株式譲渡契約を、同日締結している。
KDDIは、株式譲渡によりKKBOXの発行済み株式の76%に相当する普通株式を12月24日に取得し、残りの24%の株式についてはKKBOXの経営陣がSkysoftを介して継続して保有する予定。
KDDIは、今回の資本提携によりKKBOXをKDDIグループの一員に加える。また、KKBOXの持つサービスプラットフォームとノウハウを活用し、同社のスマートフォンに新たなコンテンツサービスを導入するという。中長期的には、KKBOXの音楽事業基盤を通じて、KDDIグループのコンテンツビジネスを中華圏に拡大していくとしている。
KKBOXは、台湾や香港でマルチデバイス向けに音楽コンテンツ配信サービスを提供する企業。台湾では700万人のユーザーを保有し、2009年11月にサービスを開始した香港でもユーザー数は拡大しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス