SAPジャパンは12月9日、ビジネス分析ソリューション群の「SAP BusinessObjects analytic applications」を発表した。小売および卸売業界向け、金融業界向け、ヘルスケア業界向けのアプリケーションを2011年第1四半期より順次提供する予定。
このソリューションは、SAP BusinessObjectsをベースに業界ごとのデータモデル、インターフェース、レポートなどを予めテンプレート化した製品。最短8週間という短期間での導入が可能なことに加え、SAP以外のシステムからも構造および非構造データを分析できる設計になっているという。
SAPジャパンが提供を予定しているアプリケーションは、小売および卸売、金融、ヘルスケア業界向けのアプリケーション。それぞれの業界のファイナンス、営業、マーケティング、リスク査定、患者管理、顧客満足や顧客維持などの業務(分野)における専門的な課題に対応するソリューションが組み込まれているという。
SAPでは、同ソリューションの開発において、ユーザーと協業することで共同イノベーションをさらに促進し、エコシステムの体制を確立したい意向だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス