Seagate Technologyは米国時間11月29日、非公開投資会社からの提案を検討した結果、株式を非公開化しないことを発表した。同社は20億ドル相当の株式を買い戻すという。Seagateの最高経営責任者(CEO)であるStephen Luczo氏は声明の中で、同社は非公開投資会社主導の買収についての話し合いを中止し、自社の資本構造の最適化を進める計画に着手したと述べている。
Luczo氏は10月、非公開投資会社に自社を売却することを検討していると発表していた。これについて、少なくとも2社が興味を示したと報じられていた。
Seagateは2000年にSilver Lake Partnersにより200億ドルで買収されて非公開企業となったが、わずか2年後に公開企業に戻っている。近年ではコンシューマー向けと企業向けのPCの売り上げの減少により、同社の業績は打撃を受けていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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