日本テラデータ、SSDによるDWHアプライアンスを発売--処理能力を最大で18倍向上

ZDNet Japan Staff2010年11月25日 19時21分
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 日本テラデータは、SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)テクノロジを活用した超並列データウェアハウス(DWH)用アプライアンスサーバ「Teradata Extreme Performance Appliance 4600」を11月26日に発売すると発表した。税別価格は最小構成の3ノード(ユーザー領域非圧縮時2.3テラバイト)で、ハードウェア、ソフトウェア込みで2億円より。

 Teradata Extreme Performance Appliance 4600は、データ記憶装置すべてにSSDを採用することでパフォーマンスを大幅に向上させている。同社によれば、すべての記憶装置にSSDを採用したDWHアプライアンスは、同製品が世界初という。金融業や小売業におけるリアルタイムマーケティング、インターネット販売業におけるリアルタイムウェブ分析、製造業や通信業などにおいて、意思決定までの時間がクリティカルな要件となる業務分析環境を実現できるとしている。

 同社によれば、SSDはランダムI/Oの高速性から、Teradataデータベースの特徴であるハッシュ分散アーキテクチャとの相性が優れているという。また、アレイコントローラを排除し、 PCIバスにSSDを直接接続することでボトルネックを最小化し、SSD本来のパフォーマンスを最大限に活用しているとする。データ保護には、従来のRAIDに代わってTeradataデータベース独自のフォールバック機能を採用し、データを2重化して可用性を高めている。これらの設計により、SSD上のデータに対するクエリ速度はHDDと比較して最大18倍高速になるという。

 ユーザー領域は非圧縮データで最大18.3テラバイトまでサポート。プロセッサにはインテルのクアッドコアXeon(キャビネットあたり9ノード)、OSにはNovell SUSE Linux Enterprise Server 10(64ビット版)、データベースにはTeradata 13.0以降を採用している。HDDで構成する同等性能のDWHと比較して、必要な電力は83%、データセンターの設置面積は93%削減できるという。

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